大学・研究所での学術研究に対する名古屋議定書/ABS対応のスペシャリスト

faq034

質問

伝承的な遺伝資源あるいは伝統的活用方法などの移動には輸入における名古屋議定書対応はどうするのか?

回答

名古屋議定書は伝統的知識に関する規制を定めた最初の国際条約である。名古屋議定書第5条、第7条、第12条に伝統的知識に関する規定が詳しく書かれている。これによると伝統的知識の関連する遺伝資源を利用(輸入も含む)場合、その国の国内法令に従い、PIC/MATを先住民/地域社会(ILC)から入手することが必須となる。多くの国は伝統的知識の規制法令を確立している。
しかし、これらの法令の実践は多くの問題点があり困難である。まず、伝統的知識の定義・範囲が明確でない。どの伝統的知識がPIC/MATの範囲に入るのかが明確でなければ、対応ができない・
ただし、困難といって対応をおろそかにすると、人権問題に容易に発展し、バイオパイレシーと非難される可能性があるので、慎重な対応が必要である。民族人類学や伝統的知識研究者のアドバイスを受け、誠意ある態度で臨むことが求められる。

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